相手観察と傾聴を民生委員ら相談業務研修 講演で心得学ぶ 民生児童委員ら地域で相談業務に携わる関係者向けの研修会が、十三日、松江市の県民会館であり、同市のフリースクール・こころの宝石箱の安達嘉信代表(46)が、相談を受ける側に求められる心構えについて講演した。
》戻る 安達代表は、英語の「understand(理解する)」を引き合いに「under(下)」「stand(立つ)」姿勢の重要性を訴え「テクニックより、まず相談員としての心構えを大切にして」と強調。 相談者の足音など、入室前から神経を研ぎ澄ましてじっくり観察することや、話を聞くときのポイントに▽最後まで口をはさまずに聞く▽感情を入れて相づちを打つ▽自分の価値観で批評をしないーなどの「傾聴の七カ条」などを紹介した。 研修会は、県社会福祉協議会が主催。県内から百五十人が参加した。 2008年2月14日/山陰中央新報掲載 |